アマチュア数学者の日記

とある大学で数学を学んでいます。専門は偏微分方程式です。高校野球、マラソン、カメラ、数学、etc...多趣味です。様々なことを書いていきます。

10年前の沖縄の高校野球

沖縄県は野球が盛んな県です。子供が多いということもあって野球人口が多いです。1つの小学校に2つも3つも野球チームがあるなんてことも普通にあります。そして少年野球から中学野球、高校野球への連携もうまくいっており、小学校から持ち上がりで同じメンバーで野球をやっているという例もよくあります。2006年の八重山商工などがそうです。

高校野球の県大会が開幕し、101回目の夏が始まりました。昨日Twitterで10年前の沖縄の高校野球についての話題で盛り上がっていたので今日はそのことについて書いてみたいと思います。

 

その前に2008年大会について

今から11年前の夏の大会の話からしないといけないかもしれません。この世代は沖縄の高校野球の歴史の中でも最強世代と呼んでいい世代かもしれません。この世代はとにかく強かった。春の選抜で東浜や嶺井率いる沖縄尚学が優勝した世代です。選抜の勢いそのままに、夏も甲子園でいい結果を出すのではないかと期待が高まっていました。しかし、伊波翔吾擁する浦添商業に決勝戦で負けてしまいます。この決勝戦について話すと長くなりそうなので別の機会に書くことにします。この浦添商業がなんと甲子園でベスト4に入るという快進撃もあり、野球熱が高まった年です。

余談ですが僕的には準決勝の沖縄尚学興南高校の試合がものすごく印象に残っています。選抜の優勝投手東浜と後に春夏連覇投手の島袋との投げ合いは非常に見ごたえがりました。youtubeにも挙がってますので興味のある方はぜひ。

 

2010年の大会について

前置きが長くなりますが、2010年大会の話もしておきましょう。この年は言わずと知れた興南高校春夏連覇した年です。沖縄県勢として初の甲子園優勝を果たした興南高校に憧れて、翌年の興南の部員数が180人になったという出来事もありました。まぁこの2010年に関してはいろいろなところで語られているのであまり説明はいらないかなと思います。

 

そして2009年大会

今日のメインテーマの2009年の大会です。先に書いたように2008、2010とバケモンがそろった世代に挟まれたこの世代や大会のことについて語られる機会があまりなかったように感じたことがこの2009年について書こうと思ったきっかけです。

2009年、沖縄の高校野球界では地味な存在です。確かに甲子園の成績も春夏ともに1回戦負けということもあり、ぱっとしない1年だったことも確かです。でもよくよく考えると、この世代もすごいのです。

まず夏の大会優勝したのが興南興南は翌年春夏連覇することになるのですが、大半がそのメンバーです。つまり未来の甲子園優勝チームがいました。ちなみにこのチームから将来プロになるのは、島袋洋奨と大城滉二です。

準優勝は中部商業。このチームには今では西武で4番を打つ山川穂高がいました。ついでにいうと1年生には同じく西武の多和田真三郎がいます。ベスト4には八重山商工がいました。この時のチームの中心は大嶺弟(つかまっちゃったけど笑)でした。

そのほかにも沖縄尚学には嶺井がいて糸満には宮國&神里がいました。浦添工業の運天ジョン・クレイトンなどもいました。

後にプロ野球選手となる選手が9人も参加していた大会だったのです。なかなか漫画のような世界ではないでしょうか?

 

繰り返しになりますが、2009年の沖縄県大会について語られる機会はなかなかありませんが、実はものすごくレベルの高い大会だったのです。

さて、先週県大会も開幕し、熱い戦いが始まっています。今年はどこでしょうかね。興南になるというのが大方の見方ですが、高校野球はわからない。多くの球児が悔いのない戦いをしてくれることを願っています。